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2011年7月10日 (日)

論文再現答案をお見せします

先週終わった論文試験。この時期、自分と他人の論文試験の結果が気になるものだ。なんといっても相対評価なので、 自分はミスしたからだめかと思っても、まわりのみんなもできてなければ、合格することもありうるのだから。

「再現答案」を作成してみた。特許庁発表の論点や予備校の解答をみる前に作成して、その後で答え合わせをしてみた。

みなさん、他人の再現答案を見てみたいですよね。私は見たいです。なので、恥ずかしいですが、私の再現答案を公開しましょう!

もし、これで万が一合格となれば、「このくらいの記載で合格できるんだ」と思っていただけるし、不合格なら、「この程度の答案なら不合格なんだ」と確認していただきるし、どちらにしろ有意義でしょ。



では、じゃ~ん!!


【平成23年度弁理士試験 論文式筆記試験 桃次郎の再現答案】
(赤字はLECの解答速報での答え合わせ)

【特許・実用新案】 【問題1】

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  • (1)(イ) のっけから「29の2あり」とする痛恨のミス。A;+Bも公開擬制されると思ってしまった。ばか! まさか「どれも当たらない」というのが最初の問題から出るとは考えず、「公開擬制で29の2」に飛びついてしまった。これが本試の怖さか。実際このあたりはかなり緊張していたからね。どなたかのブログで「AとA+Bが実質同一の場合は29の2あり」という解答例も見かけたが、自分の答案ではそう善解してくれないだろうな。
  • (1)(ロ) もうひとつの方法は、 「分割」にからむ何かだと思ったけど、緊張と焦りで考えがまとまらず。
  • (2)「自己指定」と書けたからよしとしよう。
  • 論文試験本試の心構え「最初の特実の1問目に気合をいれて書き過ぎるな。後ろに点を取れる問題が待っている。」を忠実に守り、ジャスト1時間で問題Ⅰは切り上げ、問題Ⅱへ行った。えらい!(だから記載量がこんなに少ないのだが。)

【特許・実用新案】 【問題Ⅱ】

221

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  • 1(1)① 単純方法発明はその方法の実施にしか権利が及ばないからできたものに権利行使不可という結論はすぐわかったが、理由をどう書くのか。判例のキーワードなど書けなかったがこれでいいのか。
  • (1)② 結論とキーワードのみで短く。
  • (2) 題意はわかったので大はずしなく。②で当事者尋問の公開停止(105の7)を書いたが、点くれるかな。なんとかください!
  • (3)まだ問題2 があるので、 これも結論とキーワードのみで短く。
  • 2 もっと書くべきだろうな。間違いを書いてしまうとやばいと考え、結論と理由をあっさりと。

【意匠】

41

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  • 問題Ⅰ(1) 需用説でシンプルに。
  • (2) 「存続期間」は思いつかなかったなぁ。
  • (3) なんで「関連意匠」が出てこなかったんだろ。今となっては「緊張していた」からとしか思えない。
  • 問題Ⅱ(1) 「新喪例」と「パリ優」でガッツポーズ!まぁ、細かい書き損じは許してくだされ採点官どの。
  • (2-1) 結論はあってる。
  • (2-2) 「29の2あり」としてしまった。短答知識もここにきて抜けてるな。しかし、(2-1)で「3①3で拒絶」と解答させているから、ひっかけだよぉ。あと、準特69、ちょっとでも点くれると嬉しいけど、題意把握ミスで減点だけはやめてほしい。

【商標】

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  • 立体商標はほぼノーマークだったから、どこまで、ごまかすかの勝負。
  • (1)  この二つの条文だけは、なんとか書けた。内容の説明は不十分だが。
  • (2-1) 3②の「使用態様」の話しだろうなとは気付いた。この程度の記載でどこまで点をくれるか。
  • (2-2) この問題も含め、「識別力」の一本槍でごまかすのみだ。
  • (2-3) お約束の侵害定義と侵害の認定まではいけたが、26①2は思いつかなかったなぁ。あと、「あてはめ」が不十分なのはいつものことだ。
  • (3) 「保護対象の違い」か!そんなことは気付きもしないで、こんな風に書いたが、点をどのくらいつけていただけるのか全くわからん。

≪全般所感≫

  • 本試では時間配分に気をつけ、いかに短くまとめるかが大切なスキルであることを身をもって体験した。これは論文マスターシリーズ等で教えていただいてきたことである。
  • 今回はとにかく時間配分に気をつけて最後までたどり着けることを目指したので、それができて良かった、よかった。(各項目の内容やあてはめが不十分ではあることは否めないが。)
  • LECの解答速報会(Web)では「問題が難しく(傾向が変わった)、できていない人が多い」とのことだったので、なんとか人並みであればいいのだが。
  • 特許実案は国際出願のからみ、意匠と商標は、各法の特徴や存在意義の理解を試されているようだ。それも権利行使の場面を想定している。このあたりが今後の勉強のポイントになってくる。
  • 字が汚い(もしかしから本試ではもっと汚かったかも)。それがどこまで減点ポイントになるか、そこも私の場合は問題だ。

以上である。

試験終わって昨日までは合格確率2割くらいか、と思っていたが、こうして再現答案を作成し解答速報会で答え合わせをすると、他のみなさんも出来がよくなかったようなので、欲目で見て4割くらいは合格もあるかも、と感じている。

みなさん、よろしければコメントください。

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5.成果10倍アウトプット」カテゴリの記事

コメント

おつです^^
なんか、回答が粗いのでは?と感じました。あ、でも受験1回目なのですね。場数の問題ですね。
特許Ⅱ(2)は、当事者尋問公開の停止の方が自然です。書類提出により、訴訟の相手方と、公開法廷の傍聴第三者との関係で秘密管理性及び非公知性の要件を失いかねませんから。すなわち、訴訟相手方と傍聴第三者という観点から問うていると把握するのが自然です。
意Ⅱ(2-2)では、準特69②二は題意の範囲内です。第二国出願時点から日本国内に存在するものの、優先期間中の製造行為の結果物なので、第三者に権利如何なる使用の権能をも与えないという趣旨より(パリ4B)、認められない、ということになります。

投稿: | 2011年11月 9日 (水) 22時18分

コメントありがとうございます。お礼が遅くなってすみません。このブログを開店休業していました。
この1年勉強を追加して、コメントいただいたことがようやく理解できるようになりました。
まだまだですが、少しは粗くない答案をかけるようになったはずです。
ではあさって、頑張ります。

投稿: 桃次郎 | 2012年6月29日 (金) 20時48分

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